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クラスTシャツを作る方法は? デザインのコツと注意点を徹底解説!

2024.05.20

オリジナルデザインのクラスTシャツは、みんなの絆を強めてくれる最高のアイテムです。

イベントで使用した後も思い出の品として手元に残るうえ、部屋着として活用できるメリットもあります。

この記事では、おしゃれなクラスTシャツを作りたい方へ、おすすめのテクニックと注意点を紹介します。

クラスTシャツの作り方の手順

クラスTシャツとは、教室のメンバー全員で着用するために、共通デザインで制作するオリジナルユニフォームのことです。

主に体育祭や文化祭など、校内イベントでの着用を目的として制作します。

同じクラスTシャツを着ることで、みんなで一丸となって目標達成するモチベーションや団結力を育みます。

クラスTシャツを制作するときの基本的な流れは、下記のとおりです。

1.クラスTシャツのコンセプトを決める

2.プリントするTシャツの色を決める

3.コンセプトを元にデザインを決める

4.プリント方法を決める

5.プリントを依頼する会社を決める

6.データの入稿と発注を済ませる

それぞれ詳しく解説します。

手順1.クラスTシャツのコンセプトを決める

まずはクラスTシャツの用途・着るシーンに合わせて、どのようなデザインにするか全体のコンセプトを決めます。

たとえば体育祭で使用するなら、スポーツ系のイラストを入れたり、クラスのチーム名やスローガンを入れたりするデザインが一般的です。

文化祭なら、出店や展示内容のアピールになるデザインもイベントを盛り上げてくれます。

最近は写真や動画の投稿・共有が当たり前となっており、SNS映えを意識したおしゃれなデザインが人気です。

デザインや印刷方法にも関係するので、最初にコンセプトとあわせて予算も決めておきましょう。

手順2.プリントするTシャツの色を決める

デザインによっては、Tシャツの生地の色と相性が悪い場合もあります。

極端な例をあげると、黄色いクラスTシャツの生地にオレンジ色の文字やイラストを入れても、遠目ではまったく判別できません。

最初に決めたコンセプトのイメージに合いつつ、デザインがはっきりと分かる生地の色を選ぶことが大切です。

「フルカラーで作りたい!」「相性の良い色が分からない!」というときは、白い生地を選ぶと失敗しにくくなります。

同じ色・形のTシャツでも、生地が綿100%だったり速乾タイプだったりと複数の種類があるので、用途に合わせて選ぶと着心地の良い1枚が作れます。

手順3.コンセプトを元にデザインを決める

次は最初に決めたコンセプトを元に、具体的なデザインを作っていく作業です。

絶対に入れたい文字やイラストを先に決めると、全体のイメージが作りやすくなります。

Tシャツの生地が白以外の場合は、生地とデザインのバランスも考えることが大切です。

遠目で見ても同じTシャツを着ているメンバーだと分かるくらい、色がはっきりとしたデザインがおすすめです。

手順4.プリント方法を決める

単色のみのデザインなら、フルカラープリント以外のほうが安く済む場合もあります。

フルカラーでプリントする方法は、シルクスクリーンやインクジェットプリントなど複数あげられます。

一般的なシルクスクリーンとインクジェットプリントそれぞれの特徴は、下記のとおりです。

シルクスクリーンインクジェットプリント
1色ずつにパーツ分けした版(型)を作り、生地の上にインクを転写していく方法です。シンプルなデザインや単色刷りに適しています。年賀状印刷などと同じく、インクを生地に直接吹き付ける方法です。グラデーションなどの再現に向いており、版を作る必要がないので安価でプリントできます。

それぞれ手法もメリットも異なるため、デザインや用途に合ったプリント方法を選びましょう。

手順5.プリントを依頼する会社を決める

少人数で着る場合は手作りする方法もありますが、クラス全員分を作るなら、専門業者に任せることをおすすめします。

専門業者にクラスTシャツのプリントを任せるメリットは、下記の3つです。

・仕上がりがきれい

・同じデザインで大量に作れる

・1枚あたりの費用が安くなる

1枚ずつ手作りすると、若干ズレたり失敗したりして、デザインにバラつきが出ることがあります。

専門業者に任せれば、すべて同じデザインで作成でき、仕上がりもきれいです。

ただし、オリジナルTシャツ制作会社はそれぞれ料金や原稿の形式、納期、選べる生地の種類や色が異なるので、慎重に選ぶことが大切です。

事前に見積もりを利用して、費用や口コミも参考に業者を選ぶと、満足のいくクラスTシャツを作れます。

手順6.データの入稿と発注を済ませる

依頼するオリジナルTシャツ制作会社が決まったら、決められた入稿日までに発注と入稿を済ませます。

入稿するときのデータの形式は業者ごとに異なるので、間違えないように注意しましょう。

データでデザインを作成する場合は、IllustratorもしくはPhotoshopを使用する方法が一般的です。

業者によっては、あらかじめ用意されたデザインやモチーフから選んで作れるセミオーダーもあるので、デザインが苦手な方は検討してはいかがでしょうか。

ほかにも、手描きでイメージを送ると、業者側でイラストを制作してくれるところもあります。

おしゃれなクラスTシャツを作るコツ

絵やデザインに自信がなくても、コツさえ押さえておけば、おしゃれなクラスTシャツは作れます。

クラスTシャツをおしゃれにするためのテクニックを4つ紹介するので、参考にしてみてください。

文字やイラストを詰め込み過ぎない

好きな文字やイラストを詰め込みすぎると、全体的にごちゃっとした印象になります。

「クラス全員分の名前を入れたい」など、どうしても文字やイラストが多くなりやすいときは、メリハリを意識することがおしゃれに仕上げるコツです。

1つ大きな文字やイラストを入れて、ほかの文字やイラストのサイズを小さくすると、メリハリが出てごちゃついた印象が軽減されます。

色んな人の作品や意見を参考にする

クラスTシャツを作る係が数名の場合、アイデアが偏りやすいので注意が必要です。

係以外のクラスメイトからも意見を取り入れて、みんなが「良い」と思えるデザインを目指しましょう。

具体的なデザイン案に困ったときは、SNSなどでほかの学校のクラスTシャツを見て、アイデアの参考にする方法もおすすめです。

ただし、丸パクリにならないようにしてください。

クラスTシャツの定番を押さえる

定番を押さえたデザインは一種の完成形でもあり、失敗しません。

個性にこだわり過ぎても失敗するので、あえて定番っぽいデザインにするのも選択肢の1つです。

定番のデザインは、たとえば下記のとおりです。

・クラス名を入れる

・スローガンを入れる

・PRしたい文章やイラストを入れる

・クラス全員の名前を入れる

・キャラクターを入れる

「3年2組」などクラス名を入れたり、「ウチら最強2年A組!」「絶対優勝」などスローガンを入れたりすると、イベント感が出ます。

PRしたい文章やイラストは、たとえば文化祭なら出店のメニューなどが効果的です。

キャラクターは、オリジナルのマスコットや、担任の先生をキャラクター化したイラストなどがあげられます。

カラーバリエーションを増やす

クラスTシャツというと、全員が同じカラーで統一するのが一般的です。

おしゃれに仕上げたいなら、思い切って同じ文字・イラストで複数のカラーバリエーションを作る方法もあります。

カラーバリエーションを増やすときは、どの生地の色にも合うデザインにしましょう。

カラフルでこまかい文字やイラストよりも、シンプルなデザインにすると、さまざまな色に合わせやすくなります。

クラスTシャツを作るときの注意点

クラスTシャツを作るときは、いくつかの注意点があります。

注意点を理解したうえで制作に取り掛かったほうが、イベント後も長く愛用してもらえるクラスTシャツが作れます。

押さえておきたい注意点は、次の2つです。

プリントできる範囲を確認しておこう

専門業者に依頼する場合、プリントできる範囲をあらかじめ調べたうえでデザインを決めることが大切です。

ただし、範囲内ギリギリまでデザインを入れるのも適切とは言い切れません。

目いっぱいにデザインを入れると、ボディラインの影響で着たときにデザイン全体が見えにくくなります。

見えやすさも考慮してデザインすると、着たときの印象もすっきりします。

著作権の侵害に注意しよう

好きなキャラクターや企業ロゴなどをそのまま使用すると、著作権の侵害となります。

著作権は漫画などのキャラクターのみではなく、個人のアーティストが作成してSNSにアップしているイラストなどにもあります。

また、一目見て「〇〇のオマージュだ!」と分かるパロディデザインも、避けるべきです。

元のデザインの一部を改変したり、モザイクなどで隠したりしても著作権侵害にあたるため、完全オリジナルのキャラクターやロゴを作成しましょう。

どうしても著作物を使用したい場合は、著作権を有する個人や団体から許可をもらう必要があります。

まとめ

おしゃれなクラスTシャツを作るためには、全体のバランスや着たときの印象もイメージしてデザインすることが大切です。

思い切ってカラーバリエーションを増やしたり、担任の先生をキャラクター化したりと、SNS映えする方法もあるので、ぜひ個性的なクラスTシャツ作りに挑戦してみてください。