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オリジナルTシャツ作成の相場と、安く作る方法

2024.09.19

オリジナルTシャツ作成に興味はあるが、「たくさん作るわけじゃないから高くつきそう」と躊躇している方もいるのではないでしょうか。

実は、オリジナルTシャツは、少ない枚数でも意外とリーズナブルな価格で作成できます。
この記事では、オリジナルTシャツ作成にかかる費用の相場と、少しでも安く作りたい方におすすめの方法を紹介します。

オリジナルTシャツとは

オリジナルTシャツとは、オリジナルデザインで作成するTシャツのことです。
写真やイラスト、メッセージなどを好きなようにデザインして、仲間や自分のためだけの1枚を作成できます。
オリジナルTシャツは、クラスTシャツや部活Tシャツのほか、企業のイベント用スタッフユニフォームにも活用されています。
関係者とほかの入場者との判別がつきやすくなるうえ、デザインによってチームや企業の宣伝ツールとしても効果的です。
また、プライベートで自分がデザインしたTシャツを着たい方にもおすすめです。

オリジナルTシャツの相場

オリジナルTシャツの作成方法は、複数あります。

専門業者に依頼するとしても、下記の要素で価格は大きく変わります。
・Tシャツの種類
・生地の厚さ
・製作枚数
・プリント方法
・色数(単色orフルカラー)
・製版代の有無
・送料の有無

たとえば単色プリントに比べると、フルカラープリントは使用するインクの量が多かったり、手法によっては版を複数作成しなくてはならなかったりと、高額になる傾向です。
近年は特殊加工が施されたTシャツやビッグシルエットなど、生地の種類やサイズもバリエーションに富んでおり、費用の幅も大きくなっています。
多少の変動はあるものの、オリジナルTシャツを作成するときの費用相場は1枚あたり2,000円〜3,000円程度です。
稀に1枚1,000円以下のところもありますが、中には送料や製版代が別途かかったり、生地が極端に薄かったりするものもあるため、総合的に見ると安いとは限りません。
思い出として残しておきたい方や、スタッフユニフォームとして繰り返し使用したい方は、生地の質も含めて慎重に依頼先を検討することが大切です。
製版代が別途必要な場合、Tシャツ本体やプリント代とは別途8,000円〜10,000円程度の費用がかかります。
大量に注文すれば1枚当たりの費用は安くなるものの、少数のみ注文したい場合は、版代の分だけ高くなる可能性があります。

オリジナルTシャツの費用を安く抑える方法

オリジナルTシャツは、工夫すれば費用を抑えて作成できます。
業者に依頼する場合も、費用を抑えることは不可能ではありません。
ここでは、オリジナルTシャツの作成費用を安く抑えるコツを4つ紹介します。

単価の安い生地を選ぶ

1つめのコツは、素材となるTシャツの生地を、安いものに変更することです。
特定の期間のみ使用する方や、品質を重視しない方は、厚手の丈夫なTシャツ生地にこだわる必要はないのではないでしょうか。
単価の安い生地でできたオリジナルTシャツを選ぶと、材料費の部分で費用を抑えられます。
ただし、生地の種類を変えると、耐久性だけではなく肌触りも変わることがあるので、肌がデリケートな方は注意が必要です。
また、明るい色の生地は、薄すぎると下着が透ける可能性もあります。

オリジナルTシャツの生地の厚さを確認する方法

オリジナルTシャツの生地は、業者によって厚さが異なります。
通常、生地の厚さは、商品ページのOZ(オンス)で確認できます。
OZは生地の厚さを表す単位で、1平方ヤードあたりの重さが表記の由来です。
数字が大きいほど、生地は厚みがあります。
オリジナルTシャツ業者が取り扱う主な生地の厚さと、それぞれのイメージは、下記のとおりです。

oz(オンス) 生地の厚さ
3~4oz 薄手の生地
4.5~5.5oz スタンダードな厚さ
(業者によってはヘビーウェイトと表示される場合もあり)
6~7oz Tシャツで最も厚い生地(ヘビーウェイト)
8~13oz スウェットやパーカー生地

生地の厚さで料金が変わる業者なら、3〜4ozあたりのTシャツを選ぶと安くなります。
薄手の生地といっても、すべての商品が「薄い=低品質」とは限りません。
良質な糸を使用した着心地の良いタイプもあるので、価格とozの数字の両方を確認しましょう。

印刷色を減らす

2つ目は、デザインの印刷色を減らすことです。
たとえば色ごとに製版代が別途かかるプリント方法の場合、色数が増えれば増えるほど費用が高くなります。
フルカラーでなくとも、おしゃれなデザインのTシャツは作成できます。
デザイン的に問題なければ、1色や2色でのプリントも検討してはいかがでしょうか。
版が必要なプリント方法を選ぶと、作成するTシャツが1枚であっても、必ず製版代が発生します。
印刷色を減らせば必要な版の数も減り、費用が安くなります。

別途料金がかからない業者を選ぶ

3つ目のコツは、オリジナルTシャツのプリント代以外に、ほかの料金が追加されない業者を選ぶことです。
オリジナルTシャツの専門業者の中には、送料無料、デザイン代不要など、お得な価格設定となっているところもあります。
素材となるTシャツ代やプリント代を抑えることに加えて、なるべく別途料金がかからない業者を選ぶことも安くするテクニックです。
無料サービスも、一定の枚数以上の注文が必要など、なんらかの条件が設定されている場合もあります。
送料無料の業者を選ぶときは、適用条件も確認しておきましょう。
1枚から送料無料で送ってくれるところなら、少量からの注文も気軽にできます。

ほかのプリント方法も検討する

4つ目は、あらかじめ検討していたプリント方法以外の手段も、検討することです。
1枚や10枚など少ない枚数のみ作成したい場合、プリント方法を変えると安く済む可能性があります。
オリジナルTシャツの作成費用、1枚あたりの金額を計算して、予算とバランスの取れるプリント方法を選ぶことが大切です。
注意点は、プリント方法ごとにデザインの向き不向きや、適した注文量が異なることです。
一部のプリント方法は、大量注文すると1枚あたりの価格が高くつきます。
各プリント方法の特徴を理解したうえで、予算や注文数を考慮して依頼する業者を選びましょう。
オリジナルTシャツの作成で利用されている主なプリント方法は、下記の4種類です。

インクジェット
年賀はがきなどにプリントする方法と同じく、複数色のインクを重ねるように吹き付ける方法です。こまかなデザインのプリントに向いており、少ない枚数でも低価格で作成できる方法です。
シルクスクリーン
フィルム状の版を使用して、上からインクを引いてプリントする方法です。ロゴやテキストなど、シンプルなデザインのプリントに向いています。1色ごとに版を作成するため、複数色のデザインを取り入れる場合は、版も同じ数を用意しなくてはなりません。
ラバー転写(カッティングシート)
ラバー製のカッティングシートでデザインを作成して、生地に転写するプリント方法です。シルクスクリーンのような版を作成する必要がなく、カット用のデータさえあれば、同じデザインでカラーバリエーションも増やせます。
DTFシート(アイロンシート)
DTF(Direct to Film)シートは、熱で生地に転写するアイロンシートのことです。白インクを使用することで、濃い生地の色でもくすまない、鮮やかなデザインを再現します。先に専用のフィルムにデザインをインクジェットプリントするため、こまかなデザインやグラデーションにも対応できます。

DTFシートは、注意点として再度アイロンをかけると絵柄部分が溶ける可能性があげられます。
ただし、当て布をしてアイロンがけすれば予防できるため、繰り返し使用するスタッフユニドームにもおすすめです。

安く抑えるならDTFシートがおすすめ

「安く抑えたいが、Tシャツの生地や色にはこだわりたい」「余分な枚数は作りたくないが、丁度良い量が価格表にない」という方は、DTFシートがおすすめです。
DTFシートのみ注文して、自分で好きなTシャツに熱圧着する方法なら、下記のメリットが期待できます。
【DTFシートでオリジナルTシャツを作成するメリット】
・好きなTシャツにプリントできる
・Tシャツの好きな位置にプリントできる
・1枚のシートで複数個のデザインを作成できる
・必要な量のみオリジナルTシャツを作成できる
・フルカラーの繊細なデザインも再現できる
素材のTシャツは自分で別途用意するため、好きなものを選べます。
たとえば無地のTシャツなら数百円から購入できる場合もあるので、安く量産できます。
Tシャツを自分で用意する分、少量でも安くなります。
DTFシートの特徴は、幅広い素材の生地や好きな位置に転写できることと、好きなときに同じデザインで追加できることです。
撥水加工が施されたものなど、一部不向きな素材を除けば、さまざまな衣類にデザインを手軽にプリントできます。
1枚のシートに複数種類のデザインをプリントして、カットして使用すれば、「前面に大きなイラスト、両袖に小さいイラスト」を配置するなど、オリジナリティも出せます。
スタッフTシャツの場合、最初から大量に作ると保管場所をとったり必要なサイズが足りなくなったりするリスクがあります。
DTFシートのみなら保管場所をとらないうえ、必要なサイズ・量で無地のTシャツを用意すれば、いつでも同じデザインで追加作成できます。

まとめ

オリジナルTシャツを作成する方法は複数あり、中には1枚から作成できるプリント方法もあります。
自作でできる方法はあるものの、きれいな仕上がりにしたいなら、専門業者への依頼がおすすめです。
費用感が気になる方は、DTFシートのみ注文して、自分で安く購入したTシャツに貼り付ける方法も検討しましょう。
好きな位置にデザインを転写できるので、メンバーごとに同じモチーフを異なる位置に入れる使い方もできます。